春うららでない
このところニュースを賑わせている不法滞在フィリピン人一家の件。
今日でケリが着くと思いきや、また延長されてしまい、入管もつくづく甘いと感じますが、
まぁ、報道が一人娘を悲劇のヒロインに仕立て上げた結果、
勘違いした国民の感情を配慮しての苦肉の策と私は解釈しています。
彼女を悲劇のヒロインと表現するならば、それは正確に表現しなければ大きな誤解を招きます。
少々長いけれど “両親が法を犯したためになった悲劇のヒロイン” が正しい表現。
罪の無い娘さんには本当に気の毒な話です。
それにしても、その家族を堂々と支援する日本人の団体・個人がいることが理解できない。
この問題はこの家族に限ったことではなく、日本で生活したいと願う多くの外国人に対する
日本のアピールであり、更には法治国家としての本質が問われる問題だと思う。
一度、例外と言い事実を作ってしまうと、どうなってしまうかは火を見るより明らかであり、
その結果は私たちの世代を超えて子の代、孫の代へと負の遺産となる。
偽造パスポートで入国し、子供を日本社会へ馴染ませれば家族で日本へ永住が認められる?
この一家を難民と勘違いしているのだろうか?
支援者は日本の法体制を崩壊させたいとしか思えない。
これではテロと変わらない気もしますが、どうでしょう。
目の前の物事だけでコトを判断するだけでなく、それに至った経緯や背景も知った上で
行動しないと、このようにみっともないことになるいい例です。
このような不幸な子供を増やさないためにも法を守ることが重要だと思いますが、何か?
この件については政府も相当な譲歩をし、子供の将来を考えた提案も十分にしています。
娘さんが恨むべきは日本国政府ではなく、無責任な両親なのである。
そこのところを伝えない報道も支援者と同罪だと思う今日この頃です。
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