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I will miss you, Loosh.


神もホトケも信じない私ですが、精一杯、祈り続けました。

奇跡など起きないことは知っています。

それでも奇跡を信じて、また会えることを期待して、祈り続けました。

でも、彼は飛び立ってしまいました。

彼のコールサインは"Loosh"(ルーシュと読みます)

2008年のVMFA(AW)-533のUDP、XOとして岩国へデプロイしました。

とても陽気で、人柄も最高な、それはもう友人としては申し分の無い、

私にとっては語学やアメリカの文化を学ぶ上での兄貴分のような存在でした。

帰国してからも時々メールを送ってくれて、気にかけていてくれることを

本当にありがたく感じ、私も四季折々の日本の写真を送ったものです。

今でも思い出すエピソードが、彼が操縦するA/C#01を撮影した時のこと。

_IY9E4060.jpg

ブリーフィングを終えたLooshに私がTGLをお願いすると快く引き受けてくれて、

1回で十分だったのに、2回も3回も繰り返して、リカバリー・クルーは苦笑い。

IY9E4176.jpg

私がビューフォートを訪れた時に、映画「フルメタル・ジャケット」が撮影

されたことで有名なMarine Corps Recruit Depot Parris Islandを

案内してくれたのも彼でした。

IMG_5225.jpg

彼の家にお邪魔した時も、奥様と共にとても暖かく迎えてくれ、

その時に彼が入れてくれたホット・チョコーレートの味は一生忘れることはないでしょう。

次に私がビューフォートを訪れた時は、必ずここに泊まるようにと言ってくれました。

私にCadillac Ranchを教えてくれたのも彼でした。

私が「どうしてこんなことをするのか?」とCadillac Ranchの理由を聞くと、

彼は少し困った顔をして「理由なんてないよ。ただ楽しいからやってるんだ」と。

この時、私は衝撃を受けたことを、今でも鮮明に覚えています。

世の中には理由を必要としないこともあるのです。

周りをよく見渡せば、理由を必要としない楽しい事なんていくらでもあります。

この事は、今でも私の中で重要な考えのひとつとなっています。

航空機撮影なんて、私にとってはまさにそれ以外の何でもありません。

理由なんて無くて、ただ楽しいから撮っているのです。

探し続けた答えを、まさか被写体のパイロットから教わるなんて、

夢にも思っていませんでしたし、それは何てステキなことなんだろうと思っています。

彼は再び日本へ訪れることを望んでいました。

軍に残ることを決めていた彼は、飛行隊、もしくはHeadquarterでもいいので

また岩国での勤務に就きたいと言っていました。

何より飛ぶことが好きな彼なので、飛行隊を離れてしまっていた彼に

まずは早く飛行隊に戻れるといいね!なんて話をしたものです。

彼との思い出はまだまだありますが、もっともっと欲しかったです。

彼から最後に届いたメールには、私の健康を気遣うフレーズで締めくくられていました。

その時、彼は自分の体が病に侵されていることを当然知っていました。

今となっては、そんなジレンマでさえあり難く、そして心地よく感じます。

明日は(すでに今日ですが)祭日と言うことで、多くの方々がエンドに訪れると思います。

同じ趣味の方々でお話をする際に、VMFA(AW)-533"Hawks"について話してください。

そしてLooshと言う一人のパイロットが日本の空を飛んだことを思ってください。

また、近い将来、来日するVMFA(AW)-533"Hawks"を見て"Loosh"の

コールサインを想い出してくれたなら嬉しく思います。

2008年のUDP時にA/C#01を撮影された方は、機体に書かれたパイロット・ネームに

彼の名前を見つけてください。

 ―私の大切な友人 Looshに捧ぐ


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