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July 16, 2015

台風が接近中の今宵、近所の飛行場は1230Zを以って運用を終えております。

最後の放送は Airfield now close. Goodnight and stay safe! でした。

クローズ後は誰もいなくなると思われがちですが、そうではありません。

リカバリー・クルーは詰所で、その他のスタッフもいつでも運用をすぐに再開できるよう待機しております。

ここはアクティブなミリタリー・ベースです。

そんなところへ望遠レンズを向けて写真を撮っているワケですから、スゴイですよね~

ところで、衆院で安保関連法案が可決されました。

野党から「ナゼ今?」との声も上がっていたようですが、まさにその通りです。

本来であれば冷戦終結後、少なくとも9.11の時には運用が開始されており、自衛隊がイラクへ派遣された時も

時限立法ではなく、既に制定された恒久法に基づいての派遣であって良かったくらいです。

安保関連法案に対して、国民の理解が進んでいないと言われておりますが、そりゃ当然です。

見かけの平和が70年も続けば、安全保障が何を指すのかさえわからないかもしれません。

そもそも、それを理解しようとする姿勢すら見せない人たちに何がわかるのか?と言うことです。

現在の日本で安全保障と言うと、アメリカと一緒に戦う、台頭する中国の脅威、北朝鮮の核問題等が

メディアを通じても度々取り上げられがちですが、冷戦後、グローバルな場において安全保障は

自然災害やテロ、パンデミック、人権問題に環境破壊等も含まれます。

安全保障学入門 防衛大学校安全保障学研究会編著によると、冷戦後の安全保障議論の中にしばしば登場する

新しい安全保障の諸概念のうち、特に重要だとして以下の5つを挙げています。

・総合安全保障
・集団安全保障
・共通の安全保障
・協調的安全保障
・人間の安全保障

安全保障学入門 防衛大学校安全保障学研究会編著
ISBN978-4-7505-0902-0

ハイ、難しいですね。私にも難しいです。

でも、より多くの情報を得て、処理をし、考えに対しての根拠を持ってこそです。

国民の生命と幸せな生活を守り抜いていくと総理は発言されています。

では、国民の生命と幸せな生活が脅かされるとは具体的にどんな状況でしょうか?

もちろん、それが他国からの攻撃である場合もありますが、東日本大震災のような自然災害、

西アフリカで流行ったエボラ出血熱が日本で流行った場合、ホルムズ海峡に機雷が撒かれ、

輸入する石油や天然ガスが滞り、生活に支障が出るなど、挙げればキリが無いほど

国民の生命と幸せな生活が脅かされる状況はあります。

そういった際に組織的に活動が可能な訓練された自衛隊が有効に機能することは、

先の震災の時にも証明され、誰もが知るところです。

さらにこれらの優れた能力を海外への支援として手を差し伸べるということは、

社会的貢献だけでなく、それらの地域において日本の影響力を高める結果となり、

長い目で見た時の経済効果は計り知れません。

その度にいちいち憲法解釈を変え、時限立法を制定して展開していては意味がありません。

法の根拠を作るのに時間を取られ、能力があるにもかかわらず展開ができず被害が広がるなんて、

国際社会から見れば何て滑稽な国に見えることでしょうか。

これが切れ目の無い対応だと私は思っております。

また、安全保障を考える際に、国連の影響力がすっかり影を潜めてしまっていることも忘れてはなりません。

アメリカとソ連の二極化の時代、つまり冷戦時代にはそれなりに機能をしていた国連も、

ソ連崩壊以降から東アジアで中国が台頭してきた昨今では何の役割も果たしていないように見えます。

国連決議無しに有志連合と戦争をおっ始めたアメリカもアメリカですが、国連がその程度に成り下がってしまった結果です。

戦争とは、究極の外交手段であり、経済が混沌とする昨今、戦争を避けるために各国はしのぎを削っております。

外交はしたたかで、正直で誠実な外交ばかりしていると足元をすくわれかねません。

そんなこんなで時代に応じた体制を整えていくことで、より良い未来が開けることを期待でもしてないとやってられません。

近頃の妙なナショナリズムに煽られたり、右とか左とかわざわざ区別したりではなく、

次の世代では今よりもっと良い世界であって欲しいために「今」を考えることが大切なのではないでしょうか。


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